ワイドエリア三次元測定機導入
8月5日、ワイドエリア三次元測定機を導入しました。(WM-3000 キーエンス製)最大測定長/ 幅:10000mm 奥行:3500mm 高さ:5000mmの性能があります。特徴は下記の通り。
大型ワークの測定
手持ちプローブを測定箇所にあてるだけで、一人でも簡単に測定でき、人による誤差もなく高精度な三次元や幾何公差の測定が可能になります。
組付け治具・検査の座標測定
組付け治具・検具などの寸法測定がその場で手軽にできるようになり、ケガキ線の座標測定やCADデータとの形状比較も可能になります。
製缶・溶接部品のひずみ測定
溶接した加工部品や板金部品の寸法もその場で行えるようになり直角度や平行度のような三次元の寸法も手軽に測定が可能になります。
製造装置部品・組付け後の位置測定
装置部品の寸法測定や、組付け後の位置精度もその場で測定でき、水平、直角などの水準出しも可能になります。
機上での加工寸法測定
マシ二ングなどの加工機にチャックした状態で測定ができるため、段取り替えなどの手間を大幅に減らすことが可能になります。
この測定機は工場内の持ち運びが可能です。まだ使用頻度は少ないですが、各Gr員が測定方法を習得し常に工場内で利用されることになれば、非常に大きな戦力になると期待しています。
地熱発電マッチングフォーラム
7月27日、湯沢グランドホテルにて「地熱発電マッチングフォーラムIN湯沢」が開催され、菅原部長と篠田部長が出席しました。
① 小安地熱(株)/かたつむり山発電所建設工事の概要について
② 東北自然エネルギー(株)/地熱発電への取り組み状況について
③ 電源開発(株)(J-POER)/地熱発電への取り組みについて
各社それぞれ約40分の講演がありました。
地熱発電事業は秋田県内でも非常に関心が高く、参加企業は約100社、一般の方も湯沢地熱協議会会員として約15名参加しており、講演終了後の質疑応答では活発な意見交換がなされました。 日本精機も地熱発電事業では実績があります。2024年~2027年と試運転まで長い工事になりますが、付帯設備等で地元秋田に貢献できたら素晴らしいことだと感じました。
カテゴリー:あぴ~る - 掲載日:'22.08.31