管端シール溶接機導入
8月16日(木)、L&W社の型式・WM-9000-SE管端シール自動溶接機を製缶工場に導入しました。管端シール溶接機とは、熱交換器の管と管板のシール溶接を行う機械です。一昔前は拡管後、人の手によるTIG溶接で一本一本溶接を行っていましたが、溶接忘れやビード不揃いにより製品品質が安定していませんでした。そこで、今回の管端シール溶接機を導入したことにより、品質の安定化はもちろんのこと、溶接作業時間の短縮を計画しました。
導入したシール溶接機の特徴は、ヘッドがフル装備で6.0㎏、軽量・コンパクトであること、更にヘッドは水冷式になっており、タングステンの消耗と溶接ヘッドの耐久性に優れています。操作性は電流・ヘッド回転等全ての操作が手元操作盤で行うことができます。適用チューブ径は、最少φ15㎜から最大φ90㎜までのシール溶接が可能です。制御装置は現場のニーズにより溶接電源と水冷装置の一体型となっています。
8月16日、17日にメーカーより取扱いに関する指導を受け、翌18日から本格稼働に入りました。気になる溶接品質ですが、前回までのリース機械に比べ、1口に付き、約半分の時間で溶接が可能で、溶接外観も問題ない出来栄えになりました。年度内の熱交換器を受注していますので、シール溶接機をフルに稼働させて行きましょう!
インドネシア現地調査報告会開催
8月23日(木)、社内大会議室に於いて第1回インドネシア現地調査報告会(IP計画)が、会社幹部9名参加のもと開催されました。
現地調査は7月9日~8月17日までの間にインドネシア情勢の調査、現地企業情報の収集、ローカル企業への訪問を中心に活動をしてきました。今回訪問及び面談をした企業の内訳は、日系企業18社、現地企業7社、現地工場10社、各種団体(銀行含む)9社、合計44社にも及びました。
インドネシアでの現地活動にはたくさんの方々よりご支援いただきました。大変ありがとうございます。
今後のスケジュールですが、第1回の調査計画分析後、9月中旬頃から第2回現地調査に入る予定です。新しいマーケットの拡大に向け邁進して行きましょう。
日本精機あれこれ
○従業員面接
今年度の従業員面接が7月12日からお盆前まで行なわれました。1日に面接する人数は、多い日で5人、時間は1人50分です。面接をした倉部社長は、従業員と日常業務の現状と職場の改善提案等の意見交換を行いました。
○5S
会社敷地内の落ち葉,雑草取りの清掃活動を社員全員で行いました。雑草も随分と伸びていたので、清掃後の敷地内はすっきりとした綺麗な状態になりました。皆さん、ご苦労様でした。
カテゴリー:あぴ~る - 掲載日:'12.08.31