秋田市工業団地協同組合 創立50周年記念式典
12日(水)秋田ビューホテルに於いて、ご来賓を招き秋田市工業団地協同組合「創立50周年記念式典」が盛大に行われました。式典では永年勤続表彰、記念講演、祝宴が行われ、永年勤表彰に、当社からは江?信幸社員が表彰されました。
秋田市の金属工業団地組合(現、秋田市工業団地協同組合)は、板金加工,各種鋳鉄物業など34企業が組合員として組合を形成し、各企業が新工場を建設して、「施設や資材の共同利用,購入による経費の節減を図って、合理的な経営を目指す」として昭和37年7月の記録に残されています。
団地の共同施設としては、組合事務所、共同宿舎(寮)、共同加工工場とプレス機械などの工場を6棟設置し、共同化を促進していきました。尚、団地の運営が軌道に乗るまでは各企業が独自に経営していきますが、平行し組合では共同受注などを行ない、昭和40年時には35社全体で年間総生産額約11億円を数年後には約20億円まで増やし、従業員も900人から1260人にする計画だったそうです。 (発足当時の企業 敬称略)
日本精機,金崎工業,泉蹄鉄,太平工業,加藤鉄工,船木鉄工,小島製作所,佐々木鉄工,中島鉄工,越後谷鉄工,三浦鉄工,亀田鉄工,東海林工業,吉田鉄工,千代田興業,林金属,北新鉄工,神田鉄工,仙北屋鉄工,阪東鉄工,三島鉄工,薮崎動力工業,竹内鉄工,山﨑ダクト工業,志渡鉄工,林工業製作,伊藤製作,矢口鋳造,日凍工業,竹村製作,土佐製作 他 3社
電気事業法による製品製作
電気事業法とは電気事業の許可・業務および電気工作物(発電所・変電所・送電線・配電線・受電設備)などの工事・維持・運用などについて、昭和39年(1964)に制定された法律です。
日本精機が電気事業法に係る仕事の内容は、発電所の「熱交換器」「容器」「配管」で、主たる作業は「溶接」です。製品を溶接するには、「施工法」と「溶接士」の資格がなければ製品の製作は行えません。施工法は事業所毎に取得し、溶接士は個人の技量確認試験を行い認定されます。施工法の数は無限大で一度取得した施工法は事業所がある限り有効です。しかし、溶接士の資格は種目毎の有効期限が2年と定められており、2年間電気事業法に係る作業を行わないと失効し、再受験となります。
尚、今月ですが、バイナリー発電における電気事業法の配管工事を受注し、電気事業法、認定検査機関「ロイド」の検査を行い合格しました。これにより、検査合格日から溶接士の資格が2年間更新されることになります。
○電気事業法により製作した配管の出荷模様
日本精機あれこれ
- 4日 商工会議所の優良従業員表彰が行われ、相原次長と正木係長が表彰されました。
- 7日 献血車が来社し、9人の方に協力して頂きました。
- 22日 落ち葉清掃
- 28日 そば&うどんが昼食として振る舞われました。社長、ご馳走様でした!