2016年 年頭挨拶
今年の仕事始めに、社長より年頭の挨拶がありました。その中で今年1年の心構えとして『考察力を高め仕事の改善を!』と言うことについて話されました。(以下、年頭挨拶より抜粋)
この要請は、日々同業者間の競争が激しくなる中、昨今お客様は今までにも増して「安くて良いもの」、そして「高度なもの」を求めてくる割合が非常に高くなってきているからであります。皆さん承知のとおり、我社は多品種少量のものを扱っている企業であります。そして一貫してお客様の要請に応える事をモットーに歩んできました。しかし昨今のお客様の要請は依頼した事を忠実にやっていただくだけでなく、エンジニアリング能力を生かした提案とコストダウンを要求する声が非常に強くなってきています。いわゆるお客様と一緒に製品を作り上げるというモデルと価格を含めた技術力が要求されているのであります。
従ってこの要請に応えるためには、あらゆる部門で今までのやり方をただ踏襲するのではなく、お客様の立場に立ったものづくりをしなければなりません。
そのためには、仕事を進めるにあたり常にこれで良いのか?もっと別のやり方があるのではないのか?こうすればより早くより良いものができるのではないか?といった考え方に立ち、今までのやり方を見直し新しい発想で取り組む必要があります。それが出来るようになればお客様への提案が増え、社内にあってはコストダウンにも繋がり、結果今までより「良いものを安く」提供でき、お客様の満足度にも反映されその後の受注に幅が出てくることになります。
これからは、同じものを同じ性能・同じ納期・同じ値段で競争していたのでは、この世界ではやっていけません。従って今、我社がやらなければいけないことは、他社との競争に勝つ前に今までの自社の製品が性能面でお客様は満足しているのか?価格は満足しているのか?納期はもっと短縮できないのかといった考えに立ち仕事を改善していかなければならないと確信します。
従って今年は、全役職員が『考察力を高め仕事の改善を!』意識し実践することを掲げ、『アイデアを形に!技術の日本精機』をさらに進化させる年にするよう全員で誓い合いたいと思います。
終りになりますが、今年一年無事故で会社にとっても皆さんにとっても明るく希望に満ちた一年である事を心から祈念し年頭の挨拶とします。
第53回ボイラー溶接士溶接技能全国大会
22(金)東京都江東区 産業協同センターに於いて、主催 公益社団法人ボイラ・クレーン安全協会、後援 厚生労働省、協賛 日刊工業新聞社、第53回ボイラー溶接士溶接技能競技全国大会が行なわれました。今大会の趣旨は、技能競技会に参加することにより、平素修練の溶接技術についての基本を再認識し、力量を十分に発揮してその技を競いボイラー溶接士として安全意識の高揚と技能水準の向上に積極的に寄与することを目的としています。
今年はプラントグループの金喜良人社員と菊地亮太社員が大会に参加しました。尚、競技の成績は2月26日(金)に発表となります。昨年は鈴木裕樹社員が全国優勝しています。2年連続優勝できることを期待します。
日本精機あれこれ
- 25日 日本バルカー工業
ガスケットの講習会開催
- 26日 あったかい昼食
シーフードカレーが社長より振る舞われました。ごちそうさまでした。