社内報「あぴ~る」 あぴ~る年 / NEWSLETTER [APPEAL] - あぴ~る

あぴ~る 第40号 - '12.05.31発行

東南アジア訪問

img2544月23日から4月29日まで倉部社長と石塚専務が訪問した、タイ王国及びインドネシア共和国の報告会が、課長以上を対象に5月12日(土)に開催されました。

今回の訪問目的は、日本精機が持っている3部門のマーケットが徐々に狭くなってきている中で世界に目を向けると、まだ日本精機の技術・技能・経験を活かせる市場があるのではないかとの調査です。

一昨年創立70周年が過ぎ、これから100年を迎えるためには新しいマーケットの開拓とビジネスモデルにチャレンジする必要があり、そのためにも海外進出は必要ではないかと思われます。今回の訪問ではいろいろな分野の方々との繋がりもできました。引き続き現地調査を行います。

秋田県溶接技術競技大会表彰式

img2483月3日に開催された第58回秋田県溶接技術競技大会の表彰式が、5月25日(金)メトロポリタン秋田で挙行されました。今年度の大会では、念願でありました優秀事業所賞を3年ぶりに奪回することができました。優秀事業所賞の受賞条件は、各企業の出場選手全員が上位の成績をおさめなければ受賞できません。すなわち企業の技量レベルが問われる賞でもあります。参加選手の皆さん、お疲れ様でした。

img246 img253個人賞では斉藤秀一さんが被覆アーク溶接の部で最優秀賞、同部門で小野美秋さんが優秀賞、半自動溶接の部では金喜良人さんが優秀賞を受賞しました。なお、斉藤秀一さんは10月宮崎県で行われる全国大会に秋田県代表として出場します。 全国でも入賞を目指し頑張ってください。

日本精機あれこれ

○秋田県機械金属工業会、優良従業員表彰

img2494月25日(水)に、優良従業員表彰が行われ、篠田博信さんと市川俊和さんが受賞しました。
おめでとうございます。

○ナイターリーグ開幕 5月10日(木)

向浜4面球場で今期のナイターリーグ開会式と開幕戦が行われました。開幕戦の対戦相手はJINBACKS、で残念ながら開幕戦を飾ることができませんでした。

○春の社内大清掃 5月18日(金)

img25016時より、全社員で春の大清掃を行いました。今回は特に、工場外回り、前庭の草取り、中庭の清掃を行いました。

○職場体験 5月24日(木)

img251大館市立下川沿中学校生徒3名、先生1名が職場体験に来社し、日本精機の業務内容について学習して頂きました。

あぴ~る 第39号 - '12.04.27発行

入社式及び新年度スタート

img2414月2日平成24年度、入社式が挙行されました。新入社員の宇佐美隆行さんと山岡大志さんに倉部社長より、「社員として第一歩を踏み出すに当り、日本精機は一昨年で70年を迎えた県内でも数少ない永い歴史と実績を築き上げた、お客様の信頼を原点とする伝統の会社であります。お二人においては、これからの日本精機を担う戦力となるよう期待していますので、大きく羽ばたいて育っていってくれるよう望みます。」と激励の言葉が贈られました。

img242入社式に引き続き、新年度を迎え全体朝礼が行われ、倉部社長よりお言葉を頂きました。『中長期経営計画5年がスタートし1年が過ぎました。昨年度は東日本大震災の影響もあり、受注状況も大変厳しい年でありましたが、前半2年間の最大の目標を皆さんで達成しましょう。今年度の経済はここ2~3年に比べると相当大きくよい方向に向かうのではないかと思います。このような背景を見越して、今迄以上に経験したことのない仕事が増えると予想されるので、当社ではその対応のため組織改正をしました。また、機械設備としては新たな複合旋盤を導入することにしました。合わせてIT関連のソフト、ハードを入れ替え更新することにしました。今年度は「全社一丸となって全てのものにスピード感を持って、総力戦で臨む」ということを合言葉にし推進していくこととします。

24年度は正に夢を実現するためのスタート地点にする年だと肝に命じ皆さんで歩んでいくことを誓い、合わせて、無事故であることを念じ年度初めの言葉といたします。』

半導体製造装置

昨年度受注しました半導体製造装置について、納期内に無事製作し納入することができました。関係者の皆様、ご苦労様でした。

更に2台製作しますので、これも良い製品に作り上げるように協力し合いましょう。

日本精機あれこれ

○永年表彰 4月2日(月)

img2384月の全体朝礼で永年勤続表彰が行われました。表彰された方々は次の通りです。

勤続30年・相原幸夫さん、勤続10年・正木明さんです。長年にわたりお勤めご苦労さまです。

○マイスター講習 成果と反省会

 4月5日、講師から社長へ講習会の反省と今後の進め方が報告されました。今年度、マイスター講習は2年目となります。熟練者の講習を受け、技術を継承するべく自分自身のスキルアップのために頑張っていきましょう。

○星辻神社だるま祭 4月12日(木)

img239新入社員の宇佐美社員、山岡社員より、だるまに目を入れてもらいました。

○創業記念 4月17日(火)

img214創業72年を迎え、石油資源開発㈱ 国内事業部 秋田鉱業所 井上所長より「インドネシア雑感 石油開発を通して」と題し記念講演をしていただき、貴重な体験談を含め楽しいお話しありがとうございました。社員一同、創立時の熱い思いに、感謝した1日でした。

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○社内観桜会開催 4月27日(金)

img245 img24016時から社員全員で観桜会を行いました。
残念なことに雨天のため会議室で桜を眺めながら行いました。

あぴ~る 第38号 - '12.03.28発行

14Bオリフィスフィッティング

img012 img230今回はオリフィスフィッティングについてお話します。オリフィスフィッティングは天然ガスが流れている管路にオリフィスプレートを入れて流れを絞ると、その前後に差圧が発生します。

この差圧は、流量と一定の関係があり、計算式によって差圧から流量を求めることができるのです。オリフィスフィッティングは、管路に差圧を発生させる装置であり、ガスの流れを止めることなく、絞りサイズを変更(オリフィスプレート交換)することができます。
 

セパレーター噴射ノズル

img232井戸から出て来る油・水・天然ガスを分離するセパレーターの改造で缶体内部洗浄ノズルの噴射テストが3月7日に行われました。製作した噴射ノズルに水道ホースを直結し、元バルブを開けた瞬間に29個のφ3mmの穴より勢い良く水が吹き出して大成功でした。本来はセパレーター内部で起こっている光景を、今回確認することができました。

マイスタースキル講習会

img234 img2333月2日(金)に渡部政春講師による「ネジ込み配管作業の注意事項と作業手順」と題して、第三回マイスター講習会が開催されました。今回は中屋社員と伊藤(正)社員と清水(一)社員の3名が受講しました。第3回目の講習とあって課題も高度になり受講者は渡部講師の説明を食い入るように聞いていました。
尚、今回の受講課題は後日展示する予定です。

img235また、3月17日(土)には、藤原アドバイザー講師による「塔そう類関係・設計編」の講習会が行われました。営業技術開発Grの講習会は第6回目で今年度最後でした。

ミニSL機関車ボイラー

img236JR秋田支社・秋田車両センターより、C57型模型蒸気機関車ボイラー(1/8スケール)の受注を受けました。1989年(平成元年)に製作した当時の図面が残っていたので、再利用しようとしましたが、現在の規格と合わない所が多々あったため苦戦していました。製作現場も火室部分の製作は手作り工房のようにプレスで圧したり、ハンマーでたたいたりなど、大分難儀をしていました。3月14日には秋田労働局立会の構造検査を無事合格し、3月26日に納品しました。秋田車両センター様は5月のイベントにデビューさせる予定で組付け作業を行うそうです。ご安全に!

日本精機あれこれ

○資本金の増資

3月12日に開催された臨時株主総会で、資本金の増資について承認されました。これにより2,000万円の資本金となりました。

○健康診断個別相談会

3月16日、10月に実施された健康診断の結果による個別相談会が行われました。知識豊富で親身だと評判の高い婦長さんとの相談会は貴重な時間となったようです。ありがとうございました。

○広報部より

新年度より新メンバーとなります。3年4ヶ月に渡り取材や撮影など、皆様にご理解ご協力頂きましてありがとうございました。大変貴重な経験でした。今後とも新広報部を宜しくお願い致します。

あぴ~る 第37号 - '12.02.29発行

あきた商工会議所報掲載

あきた商工会議所報2012年2月号の”挑戦する企業”いう分野に弊社が掲載されました。

img231『~高い技術力でエネルギーの地産地消化への挑戦~ 再生可能エネルギーへの関心が高まる中、地熱発電は、天候や自然条件などに左右されやすい太陽光や風力などに比べ安定供給が可能で、資源量も多く期待できる電力源。特に、本県は地熱発電の賦存量が全国有数で、既に3つの地熱発電所があり、4つ目の計画が進行中だ。環境アセスメントに始まり、稼動まで10年程度の期間を要するなど、事業化は容易ではないが、当社の技術が「エネルギーの地産地消化」に役立っていることを誇りに、工作機械分野ともども、挑戦する気概を持って地域産業に貢献し続けたい。代表取締役倉部稲穂』(抜粋)

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マイスタースキル講習会

img222 img223 img2242月24日(金)に組立工場においてマイスターによる講習会が行われていましたので取材しました。今回の講習は「ネジ込み配管作業の注意事項と作業手順」と題し、講師は渡部政春さんでした。ねじ込み配管作業の講習は今回が2回目の開催で、受講人数は6名でした。講習内容は、ネジ切盤(チーザー)の使い方の説明の後、実習として実際に1/2Bのパイプにネジを切ってみる、最後にネジを切ったパイプの繋ぎ込み方を教わっていました。

今回初めてネジ切盤に触った受講者もおり、大変良い経験となったという感想がありました。

次回は「現合部と圧力試験」をテーマに行う予定です。受講者からは「うまくいけばいいなぁ」と言う声が聞こえました。

インドネシア視察

img2252月16日~20日の日程で、倉部社長と石塚専務がインドネシア視察に参加しました。お客様の現地支所や、現地の会社の方々との面談を行い、インドネシア文化にも触れてきました。今回の視察は、我社の将来にとって貴重な体験であり、大変意義のあるものでした。

社内溶接大会

img228 img226 img227第四回、社内コンクールをアークの部4名、半自動の部2名参加で開催しました。今回の大会は3月に行われる、第58回秋田県溶接技術大会への出場権をかけた最終社内大会であり、出場選手は気合い十分で臨んでいました。県大会に選抜される皆さん、頑張ってください。

日本精機あれこれ

○試験合格

img229清水一秀さんが、第一種電気工事士試験に合格し、2月1日の全体朝礼で表彰されました。おめでとうございます。

野球部新年会

2月3日、野球部の新年会が行われました。昨年開催できなかった球納めを併せての会となりました。各賞は以下のとおりです。就業後に行われる練習や試合ですが、今年も頑張ってください。

社員の皆さん、応援宜しくお願いします!

  • MVP  吉田 純也さん
  • 優秀賞 佐藤 勉さん、菊地 亮太さん
  • 努力賞 鈴木 幸一さん、清水 一秀さん

今月のお鍋の日

29日に行われた今シーズン4回目のお鍋はカレーライスでした。社長!ごちそうさまでした♪

あぴ~る 第36号 - '12.01.31発行

2012年 年頭挨拶

1月5日仕事始めに社長より年頭の挨拶がありました。その中で今年1年の心構えとして『最善の上にはさらに最善があることを忘れない。』ということについて話されました。『もの事には最善の上にさらに最善があるし、求められるものです。言い換えれば、限りなく上には上があるので、お客様からの要求や訴えを素直に聞いて、それを実現していくことが、会社にとっても皆さんにとっても、向上するためには絶対必要な心構えであります。ともすれば、今迄このやり方、この仕様、この金額、これ位の納期で文句は云われなかったし、これで良いのだという考え方になりがちですが、そうではなく、今年は特にお客様の立場でもの事を考え、今まで以上に最善な方法はないかを追求し、最大の努力をして欲しいのであります。』

世界的に自然災害の多かった昨年1年間。
今年は無災であることを祈り、会社は無事故を目指し、社員一丸となって第2次中長期経営計画第一ステップ2年目に取組んで行きましょう。

セパレーター改造

img2151月14日に石油資源開発㈱ 吉井鉱場より中圧セパレーターの改造のため工場に搬入されて来ました。ネームプレートを見ると製造年は1973年で製作から39年も経つ製品でした。

セパレーターの鏡板厚さは35mm、缶体の板厚は28mmと厚板です。今回の改造はセパレーター内部洗浄用ノズル配管を新設するためです。改造するにあたり、39年前の製品内部を確認出来ることに、作業員は興味津々の様子でした。鏡板を切断し内部を確認したところ、構造物はいずれも健全で、溶接部も亀裂等問題のないことに驚きました。39年経った製品が現在も現役で活躍しているのは、日本精機の技術の高さだと誇りに持ちたいと思います。

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元世界チャンピオン来社

img219 img2181月27日、バドミントン元世界チャンピオンのヌヌン・スバンドロ様が、インドネシア情報の提供のため来社されました。現在は㈱北都銀行・法人企画部アジア戦略支援室でご活躍されています。ヌヌン様からは色紙にサインを頂き、食堂に掲示していますので是非ご覧下さい。

日本精機あれこれ

○除雪

img220例年の3倍の積雪になっている秋田市。除雪班を中心に毎日のように除雪作業が行われています。皆様お疲れ様です。今年は大寒波に続けて襲われています。長い冬になりそうです。

○今月の『お鍋の日』

27日に行われた第3回目はそば&うどんでした。女性陣の皆様、いつも調理にあたっていただきありがとうございます。

♪ご馳走様でした。

あぴ~る 第35号 - '11.12.28発行

アノード、ブラスト装置受注

亜鉛精製をする際、電極板表面(鉛板)に圧縮空気で研磨剤をたたきつけ、粗目に仕上げる装置を受注しました。今回の受注物件は搬送部・ブラスト機械・研磨剤回収装置で構成されており、そのうち弊社で製造したのは搬送部です。現地では集塵機の据付け、ブラスト装置の搬入、そして今回弊社で製作した搬送部を設置し、26日・27日に試運転を行い28日に引き渡しとなります。

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厳冬期の現場作業

img213厳冬期の中、男鹿市福米沢にて配管工事を行いました。工事は3線60m引替(4インチ=2線、3インチ1線)でプラントGr.で行っています。

作業は4インチ2線を今年中に完成し、残り3インチ1線を1月中旬までに終える予定です。

また、東北電力㈱澄川発電所地内の二相流配管工事が同時期に行われました。標高1000mの現場は、毎日氷点下の世界での作業でした。配管設置、溶接、テストと、12月22日完成まで作業メンバー、一丸となって取り組みました。

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日本精機あれこれ

○技能検定社内表彰

img199平成23年度前期技能検定において合格した中屋孝太郎さんと清水一秀さんが社内表彰されました。おめでとうございます。

  • 中屋さん:機械加工・数値制御フライス作業 1級
  • 清水さん:機械加工・普通旋盤作業 2級
○落ち葉清掃

img2052月1日、月初めの全体朝礼の後に、全従業員で落ち葉の清掃を行いました。構内にあるケヤキからの大量の落ち葉には毎年四苦八苦しています。この日は道路側溝を中心に行いました。寒い中、皆さんお疲れ様でした♪
※今月第4週には積雪となり、本格的に積もった26日(月)朝は、今冬初めて除雪作業を行いました。いよいよ除雪班出動です。

○クリスマスケーキ抽選会

img20612月22日、恒例のクリスマスケーキ抽選会(全従業員対象)が行われました。全6種類からの抽選、ご希望のケーキをもらうことはできましたか?(^^)

○今月のお鍋の日

27日に行われた第2回目はとん汁でした。クリスマスから本格的な雪になった秋田。真冬日にはやっぱりあったかお鍋が一番!ご馳走様でした♪

あぴ~る 第34号 - '11.11.30発行

澄川地熱発電設備

img197 img200平成23年度、東北電力澄川地熱発電所、生産井SA-7配管工事(電気事業法)のうちY字管製作が終了しました。Y字管製作は「発電火力設備の技術基準」に従い製作するのですが、溶接施工法は勿論のこと、溶接作業者の技術評価、さらに設備に至るまで厳しく管理されています。また、溶接以外にも施工上高精度を求められている項目で開先加工があります。開先加工方法には、手作業で行うところと機械加工で行うところがあります。

img198今回の製品で機械加工による開先箇所は5面加工機(日立精機製F-22)で行いました。
製品が大型であること、また、開先形状がJ型になっている為大変難しい加工でした。作業者は、プログラムは当然のこと、段取りと刃物(バイト)の選択に重点をおいて慎重に作業を行っていました。昔から段取り8分と言う言葉があるように、段取り次第で製品の良し悪しが決まるようです。

秋田市技能功労者表彰

img2011月22日、第37回秋田市技能功労者表彰式が行われ、生産管理統括部課長・伊藤博文さんが表彰されました。技能功労者は30年以上の経験と優れた技能を持ち、後進の指導・育成など他の模範になっているかたに贈られるもので、今回は伊藤課長を含め秋田市で9名の方が表彰されました。

おめでとうございます。

今月のスキル伝承講習

11月25日、マイスターを講師とした社内スキル伝承講習会が行われました。2ヶ月ぶりの開催となった今回は、営業技術開発グループと品質管理グループに対して【NS減圧弁、安全弁、液面計設計編講習】が行われました。

マイスター:藤原一男アドバイザー。

日本精機あれこれ

○工場見学

img20211月10日、大仙市立協和中学校の生徒さんが、また、15日には就職活動中の大曲技術専門校の生徒さんが工場見学に来社されました。

○献血

img20311月14日に献血が行われました。今回は14名の方が対応くださいました。ご協力ありがとうございました。

○お鍋

img20411月25日、今年も恒例の”お鍋”が始まりました。第1回目はそば&うどん♪
社長!ご馳走様でした。今年もよろしくお願いします(^^ゞ

いつもご愛読いただきましてありがとうございます。お陰様で『あぴ~る』は、今月で創刊3周年を迎えました。更なる内容作りに励んでいきたいと思います。今後ともよろしくお願い致します。

あぴ~る 第33号 - '11.10.28発行

IDHフローコイル改造

img195客先の要望で弊社製品のインダイレクトヒーター フローコイルの改造工事を製缶工場で行っています。このコイルの材質は、SUS410Mo(マルテンサイト系)に耐食性を上げるため添加物を含有させている特殊な材料です。

今回の改造では、特殊コイル材SUS410Moと25%Cr二相ステンレスの異種材を溶接するのが最大の課題で、予め施工前に2種類の溶接施工確認試験を実施し、健全性に問題の無いことを確認して施工しています。

img196このコイルの改造は以前も行ったことがあり、SUS410MとSM-13CRS-80、SM-13CR-80と25%Cr二相ステンレスの異種材の溶接施工確認も行っており、日本精機独自で適正な溶接条件を把握しています。

製品は今後、溶接部の放射線透過試100%を行い、合格後に耐圧試験(77.5MPa)気密試験(40MPa)を実施し、溶接部の健全性を確認して客先へ納入されます。

航空機宇宙生産技術中核人材の育成

img194藤田明博さんと加藤亮太さんが参加した次世代輸送関連作業における「新材料加工技術に対応出来る人材」育成研修が修了。(9月3日~10月22日の金土日。計12日間) 『今回の研修では、B787の機体に50%も使用されているCFRP(炭素繊維強化プラスチック)の成形からドリル加工までを学びました。

CFRPは0.24mmの厚さのプリプレグ材料を300mm 215;300mmに切断し、21枚を重ねて真空リークしオートクレーブ内で硬化させました。ドリル加工では、厚さ5mmのCFRPにφ6.0のダイヤモンドコーティングされたドリルを使用し、回転数6000/送りF130で通し穴を加工しました。

この研修で、普段加工する事が難しいCFRPを取り扱い、また、加工も見ることができたので非常に勉強になりました。研修で成形したCFRPを頂いてきたので、後日VSにて穴あけ加工を行います。興味のある方は是非、見学に来てください。』

全県団体対抗将棋大会善戦

10月2日県JAビルで開催された将棋の全県大会に日本精機「精棋会」チーム(相原幸夫、篠田博信、菊地一)が初出場し、1勝2敗の成績で健闘しました。当日は女流プロ棋士の指導を受けるなど、記念の一日となりました。来年は2チームの参加を目指したいと思います。また、社内大会も予定しておりますので、皆さん是非ご参加下さい。

日本精機あれこれ

○環境・保健事業功労者表彰

10月6日秋田県より、平成23年度環境・保健事業功労者「健康づくり推進事業者・団体等表彰」を受けました。毎日のラジオ体操をはじめ、毎年の健康診断及びその後の健康相談会など、日頃の健康への取組が評価されての受賞となりました。なお、この分野での会社としての表彰は弊社のみでした。

○優良社員表彰/秋田商工会議所

img15610月17日、藤田明博さんと松橋聡さんが、永年勤続従業員(12年)として表彰されました。
おめでとうございます。

○職場実習受入

平成19年度から続いている若年者コース(短期デュアルコース)の実施に伴う職場実習受入企業として、10月5日~11月14日までの期間に、検査部門に2名、設計部門に1名の実習生を受け入れています。

○第三回社内溶接大会

img192 img193通算3回目今年度初めての社内溶接大会が、9月29日開催されました。他の社員の競技状況を観察したり、溶接板を囲んで討論するなど技術向上をチームで行っていました。また、自分の番が終了した後直ぐに練習を再開する社員もいました。本大会まであと半年。

大会での健闘を全社員で応援しましょう!

あぴ~る 第32号 - '11.09.29発行

仙台新港復旧作業

img153 img157 img158震災直後から復旧作業を行っている 仙台新港ラインヒーター。今月は、8月31日~9月2日と9月14日~16日の2度に渡って、直径267.4mmのフローコイル、ガス入口配管改造作業を行いました。震災直後のバーナーケース及び、燃料配管の応急処置を行った時から半年が過ぎて、ヒーター周辺の復興が進んでいるのを感じられました。「がんばろう東北!」

減圧スキッド

img159 img160 img161大手鉄工メーカーからの依頼で、ガスラインの減圧ユニット製作依頼があり製作しました。
今回の機器仕様は、入口圧力1.95MPaを出口では0.91MPaまでフィルターと減圧バルブを通して減圧します。

減圧スキッド自体は、過去にも製作をしましたが、今回のユニットの特徴は、装置全体のポータブル性を重視した点です。また、ポータブルユニットとしては、石油掘削現場の試油・試験ガス用のセパレーターの製作も行っています。

今回の減圧スキッドも特徴を生かし、末長くいろんな場所で活躍することを願います。

秋田魁新報掲載

img1629月27日の秋田魁新報【あきた経済】欄に、東北電力㈱澄川地熱・上の岱地熱発電所様の地熱発電向配管を“高い技術力により受注していると掲載されました。

関心が高まる再生可能エネルギー分野。電気事業法による「施工法」と「溶接技能士」を活かして、更なる取り組みを行なっていきましょう。

真空接合炉

img190自動車、風力発電等に使用されている整流器等の電子デバイスの製造を目的として、約8年前に弊社にて製作した接合炉の改造設計ならびに製作を7月から開始し、9月末に納入しました。

接合炉とは、セラミック基板にアルミニウムを接合する装置で、今回の改造によって、従来と異なった注入方法が採用可能となり、更なる品質向上へと繋がり、今後販路の拡大が大いに期待されます。

日本精機あれこれ

○工場見学

秋田市が作成している小学校教科書の副読本に、『工場で働く人』を載せることになり、大住小学校の先生とPTAの方が工場見学のため、9日に来社されました。

○ものづくり分野の人材育成講習

「次世代輸送機関連産業における新材料加工技術に対応できる人材の育成研修」に藤田明博さんと加藤亮太さんが参加します。今回は【新材料・CFRP炭素繊維強化プラスチックの成形技術習得】について学びます。期間は9月3日~10月22日の土曜日曜祝祭日のみで、計12回行われます。

あぴ~る 第31号 - '11.08.30発行

社員面接を終えて

毎年恒例の社員面接が、7月12日(火)~8月11日(月)に行われました。
社長が約1ヶ月かけて社員一人一人に会社の現状と今期の展望を事細かく説明して先行きを明確にしてくれることで、社員の士気が上がります。また、プライベートなことや人生相談にものって頂けるので、予定時間の50分を越えてしまう社員もいました。
課長以上を除く57名について合計47時間30分という時間で行われたこの面接。社長!

お疲れ様でした。ありがとうございました。

日本精機あれこれ

○第30回団地親睦野球大会

img1488月28日(日)、秋田市工業団地協同組合及び秋田市川尻地区団地協議会主催の親睦野球大会が県立向浜運動広場にて開催されました。
OBの伊吹さんが応援に来て下さいました。ありがとうございます。

安田取締役の始球式の後の第一試合、弊社野球部は前回の優勝チーム・たけや製パン様と対戦しました。1点を先制し、その後はしびれるようなファインプレーがでるなど全員で守りましたが、5回に失点し1-5で惜しくも初戦で敗退しました。野球部の皆さん、朝早くからお疲れ様でした。

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○草取り

img124 img130通常17時からの5Sタイムを30分繰り上げて、全員で草取りをしました。夏の間に伸びた草と、既にたまり始めた枯葉を清掃し、構内は随分と綺麗になりました。以前は業者に依頼することが多かった草取りですが、一昨年からは全員で行うようになり、社員の段取りも手つきも都度良くなるようです。

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