社内報「あぴ~る」 あぴ~る年 / NEWSLETTER [APPEAL] - あぴ~る

あぴ~る 第159号 - '22.04.30発行

創業82周年記念 記念講演会

講演中の秋田大学工学博士 神谷名誉教授 16日(土)創業82周年記念講演として秋田大学工学博士の神谷名誉教授をお招きし「ものづくりの素材と機械」と題して講演をして頂きました。

 前半は神谷名誉教授の「生い立ち」「ものづくりとの出会い」「農機具製作所での農機づくり」を実物等交えながら分かり易く丁寧にお話し下さいました。名誉教授のお父さんの言葉で「おもちゃは自分で作れ」が印象に残りました。

 後半は「大学では、素材の接合と人材育成に挑戦」「日本精機の装置とのめぐり逢い」をご説明下さいました。溶接金属への窒素影響の研究では大阪大学接合化学研究所内の実験用チャンバーが日本精機で製作されていたのに驚いたとお話しされていて、大変うれしく感じました。

 「ダイヤモンドの燃焼炎合成」の研究や「タングステン線にダイヤモンド砥粒を固定したソーワイヤ製造装置」の研究では日本精機に設計から製作まで依頼し成果を挙げられたと評価していただきました。改めて日本精機と秋田大学の強い絆が感じられました。

 今回の講演内容は若い社員の人達には大変良い勉強になったと思います。お忙しい中、貴重なお時間をありがとうございました。

ものづくりマイスター

厚生労働省「技のとびら」のページ 厚生労働省「技のとびら」で秋田県立小坂高等学校と相原取締役室長との活動が紹介されています。学校からマイスターを依頼した背景に「ものづくりマイスターの細かなポイントを押さえた指導を身につけさせたい」、また効果として「マイスターの指導から体感する、溶接の面白さや達成感」を期待しているとのことで、それに対して相原室長は「ものづくりの面白さ、奥深さがわかる手作業での電気溶接」「響きの違いに耳を澄ませる五感で覚える溶接作業」を生徒さんに指導しました。

 生徒さんからは「手を取ってマンツーマンで教えて頂き感覚的なところ、身体で覚えることが出来ました」もう一人の生徒さんからは「溶接競技大会に出てみたい」という心強い言葉を頂いております。

 相原室長ものづくりマイスターお疲れ様です。

活動報告

発表の様子 16日(土)経営企画委員会と業務改善委員会による1年間の活動報告及び今年度活動計画を全社員に発表されました。経営企画委員会からは風力発電、地熱発電、水力発電についての報告を渡辺課長から、洋上風力についての報告を向井次長から、水素、バイオマス発電についての報告を正木課長から発表がありました。

 業務改善委員会からは1年間の総括を渡辺次長から、今年度の改善案は各委員から発表がありました。メカトロ関係は吉田班長、加藤班長、組立関係は伊藤班長、プラント関係は、齊藤班長、金班長、品管関係は福田班長が休みの為、渡辺次長からの発表となりました。どの改善案も大変すばらしい案でしたので実現できるように皆さんで協力して頑張りましょう。委員の方にはご難儀をかけますが宜しくお願いします。

日本精機あれこれ

  • 1日 永年勤続表彰(10年)
        根田社員 宇佐美社員 山岡社員
  • 16日 構内清掃
  • 16日 創業記念行事(講演会)
    永年勤続表彰者の方々構内清掃の様子

あぴ~る 第158号 - '22.03.31発行

第67回秋田県溶接技術競技大会

令和4年3月5日(土)に一年振りとなる秋田県溶接技術競技大会が潟上市にあるポリテクセンターに於いて開催されました。競技は被覆アーク溶接、半自動溶接の2種類があり、今回は被覆アーク溶接の部に9名、半自動溶接の部に41名が全県より参加しました。(参加事業所は13社)当社からは被覆アーク溶接の部に5名、半自動溶接の部に2名が出場しました。一年振りとなることから選手は多少戸惑いながらの競技でしたが、練習の成果を出せるように全力で頑張りました。今後の審査日程としてX線透過試験審査、曲げ試験審査を行い、4月19日(火)秋田県産業技術センターにて最終審査を行う予定です。尚、表彰式は5月26日に行われ、優良事業者賞、個人賞の授与が行われます。
出場された選手の皆さん大変お疲れ様でした。

第4次中長期経営計画

活動計画の発表の様子

3月25日(金)に第4次中長期経営計画2年目の活動計画が全社員参加の中、大会議室で発表されました。各Gr長から1年目からの変更点や追加点等の報告がなされました。

【第4次中長期経営計画】

(名称)

Thanks NS 2025 ~未来の日本精機へ感謝~

(コンセプト)

5年後の明るい未来ある会社に、お客様、社員からありがとうと感謝される企業を目指します。

新しい活動へとスタートしていきます。今回報告された内容を社員全員で目標達成できるように頑張っていきましょう。

日本精機あれこれ

講演中をする菊地部長

  • 15日 第4回カーボンニュートラルロジスティスク講演会(秋田県沖洋上風力事業者講演)オンラインにて経営企画委員会が参加。
  • 17日 JAPEX秋田事業所にてネジに関する社内講習会「主なネジの種類と用途及び製作手順について」と題して菊地部長が講演を行なった。
    秋田事業所内の3鉱場とはオンラインでの参加となった。

あぴ~る 第157号 - '22.02.28発行

あきた洋上風力発電関連セミナ
セミナー会場の様子

 1日に行われた「あきた洋上風力発電関連産業フォーラム」ビジネスセミナーに菊地部長と向井次長が出席しました。3社から講演があり、その後、県内企業から質疑応答がありました。
 具体的な仕事内容としては主に港湾関係で、部品の水切り(玉掛、クレーン)、メンテナンス等でした。今後も経営企画委員会が中心となってこのような講演に積極的に参加し、洋上風力の知識を学び少しでも我が社で風力の仕事に取り組んで行こうと考えています。

新しい仲間が加わりました山谷英治(やまやえいじ)社員

 2月16日より調達Grへ山谷英治(やまやえいじ)社員が配属となりました。
以下は本人のコメントです。

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 趣味はマラソン、スポーツ観戦です。
 マラソンは50歳から健康維持のために始め、角館から鷹巣までの100km完走を目標に日々トレーニングしています。近年はコロナ渦で大会が中止となっているので今年は開催されるのを期待しています。
 スポーツ観戦はバスケット、サッカー、高校野球と休日は色々な試合観戦に足を運び秋田のチームを応援しています。
 皆さん宜しくお願いします。

日本精機あれこれ

 7日から新型コロナ対策として席の間隔を設けることとしました。1階事務所から2階応接室、第一会議室へ何名か移動して業務にあたっています。
 また、会社としての対応方針も決定していますので(食堂へ掲示)各自確認してください。
 不明な点は総務に問合せしてください。

引き続き、手洗い・うがい・消毒をよろしくお願いします

あぴ~る 第156号 - '22.01.31発行

2022年 年頭挨拶
年頭挨拶を話す社長

 6日(木)の仕事初めに社長より年頭の挨拶がありました。
昨年の国内外の情勢、日本精機の出来事について述べた後、今年1年の心構えとして『変化に適応し自分自身を進化させて行こう!』について話されました

(以下、年頭挨拶より抜粋)

 ここ数年で世の中の色々なことが変わってきました。特に新型コロナウイルス感染拡大により今までとは違った変化も起きています。先ずは「新しい生活様式」を日常に取り入れ実践しなければならなくなりました。また、時間外労働の上限や年次有給の取り方などの働き方改革やテレワーク/リモートワーク/テレビ会議といった仕事のやり方も変わりました。技術面ではIot、AI、ロボット化など技術改革が急速に進展してきています。そして、環境面では温暖化による気象変化、それに伴う化石燃料から再生可能エネルギーへの転換、更にその先を見据えての脱炭素化社会への移行などほんの一例を上げましたがまだまだ変化しているものがたくさんあります。そして、これから先も更なる変化の波は押し寄せてくるものと考えられます。
 このように世の中が急速に変化していくと、何が起きるか予測不能なことが多々出てきます。この予測不能な時代を乗り超えて行くためには我々は変化に適応し自分自身を進化させて行かなければなりません。そのために社員の皆さんには以下のことを念頭に置いて今年1年、臨んで欲しいと考えております。
 一つ目は、謙虚な気持ちを持って変化を受け入れる順応性を養うこと。
 二つ目は、変化が起きればそれに対して求められる技術・技能も変わるため、自分自身の持っている技術・技能を磨くこと。
 三つ目は変化に伴いいろんな問題が発生します。これを解決していくには相手の立場に立って考え方に共感できることを探しだすこと。つまりお互い意思疎通を図り問題解決をしていくことが必要です。
 以上、三つの事を念頭に置いていつも話している考えて動く『考動』を実践し、これから先の変化の激しい時代そしてコロナ禍を乗り越えて行ってほしいと思っております。
 終わりになりますが、昨年1年間は無事故無災害で過ごすことができました。今年も社員の皆さんの安全と健康、そして明るく元気に大きく羽ばたいて活躍できることを願って年頭の挨拶とします。

日本精機あれこれ献血中の社員

  • 24日 献血車来社
9名の方にご協力いただきました!
ありがとうございました。

広報部からのお知らせ

 今月のあぴーる第156号からNS広報部が交代しました。初めての広報部活動なので、今までのように丁寧な表現や、上手な記事が書けないかもしれませんが頑張りますので宜しくお願いします。
 また、長年にわたりNS広報部を務めて頂いた、相原取締役室長、熊谷美紀子社員、大変お疲れ様でした。心より感謝申し上げます。
今後もご指導のほど宜しくお願いします。
(新NS広報部 篠田博信 小林秀美)

あぴ~る 第155号 - '21.12.28発行

設備計画

加工機のイメージ第四次中長期経営計画の三年目(令和5年10月)を目途に、門型5面マシニングセンタの導入計画について、現在社内検討を行なっています。

設備納入の一番の目的は、カーボンニュートラルに向けた設備投資です。秋田県の推奨事業「風車による発電事業」「クリーンエネルギーの地熱発電」を主に、製品の機械加工事業を拡大するビジョンです。

この計画に於いて、まずは加工機の選択、加工工場の建設を、来年度の第一四半期にまとめる予定です。新しいモノづくりの技術に挑戦し、第四次中長期経営計画の名称「Thanks NS 2025~未来の日本精機へ感謝~」を全社員一丸となり目指します。

日本精機あれこれ

  • 24日 クリスマスケーキ抽選会

抽選会の景品抽選会の様子

  • 28日 納会

今年も1年間、お疲れさまでした

広報部、新体制へ

この第155号をもちまして、相原室長と熊谷社員は編集員を退任いたします。熊谷社員は3年間、相原室長は創刊号から今月号まで13年間編集員を努めてきました。次号156号からは、篠田部長と小林社員が編集員を努めます。尚、相原室長は、引続きアドバイザーとして広報には関わって行きます。

今後も、社内報「あぴ~る」をご愛読くださるようお願いいたします。

あぴ~る 第154号 - '21.11.30発行

工場見学

11月4日(木)昨年に引き続き、五城目高校の1年生の生徒30名が工場見学のため来社しました。各種資格について説明した際に階級(認定、1級、2級、3級)等について質問がありました。生徒の皆さんも将来のために各種資格取得にチャレンジをすることで、自身の将来のため能力の向上に繋がることを感じ取って貰えればと思います。

各種資格説明の様子工場内部の見学の様子

取材

新聞掲載用の写真撮影をしている様子

新聞掲載用の写真撮影をしている様子

11月18日(木)に秋田魁新報社の取材を、生産技術部製造課の渡辺課長が受けました。

取材の内容は「仕事のゲンバ」と題し、溶接作業を中心に、溶接士の1日や仕事の難しさ、やりがいなどについて聞かれていました。

なお、取材記事は12月5日(日)に紙面に掲載されます。

今月の表彰

秋田市商工会議所 優良社員表彰

 伊藤 正彦社員(13年)

 向井 亨社員(12年)

 菊地 亮太社員(12年)

おめでとうございます

新入社員

11月1日(月)付けで、佐藤諒(まこと)さんが入社しました。配属先は、生産技術部 設計課です。

あぴ~る 第153号 - '21.10.31発行

秋田県労働局長表彰

表彰状10月18日(月)パーティーギャラリーイヤタカに於いて、令和3年度「安全衛生に係る優良事業場、団体又は功労者に対する秋田労働局長表彰」の表彰式が行なわれました。日本精機は労働安全衛生に対する取り組みが他の模範となるものであると認められ、秋田県労働局長奨励賞を受賞しました。

日本精機安全衛生委員会は、石塚社長を筆頭に安全衛生委員8名、安全推進委員6名の計14名で構成して活動しています。主な活動内容は、年間安全衛生計画を作成し、安全方針、年間目標の設定、毎月の安全巡視(パトロール)、リスクアセスメントの実施、安全週間、衛生週間への積極的な取組みを行なっています。特に安全衛生週間行事として、全社員より安全標語の募集をし、最優秀作品、優秀作品、優良作品の選出を安全衛生委員会で行ない、各優秀作品には表彰をしています。このように安全に対する意識を日頃から高めることで、休業4日以上の労働災害は平成26年10月より起きていません。

今回の労働局長表彰は、日頃から無災害運動に努めた結果が認められ受賞しました。この表彰を機会に更に「安全第一」「労働災害ゼロ」の意識向上を目指して行きましょう。

無事故、無災害でご安全に!

玉川温泉水による水素生成

東北大学と仙北市役所の共同研究で、玉川酸性温泉水を利用した水素生成実験が行なわれました。日本精機は水素発生装置の製作を受注し、研究に参加しました。この実験結果は「地熱学会」で発表されます。

日本精機あれこれ

13日 構内清掃

構内清掃の様子1構内清掃の様子2

あぴ~る 第152号 - '21.09.30発行

蒸気ヘッダータンク

蒸気ヘッダータンク地熱資源は火山性の地熱地帯で、マグマの熱で高温となった地下深層部が存在します。地表に降った雨や雪が地下深層部まで浸透し、高温の流体、熱水を作り地熱貯留槽に溜まります。地熱発電は、地熱貯留槽に溜まった地熱流体を取り出しタービンを回して電気を起こします。そのタービンを回すための地熱生産設備の一つとして、蒸気ヘッダータンクがあります。ヘッダータンクの役割は、貯留槽から取り出された蒸気が、汽水分離機で蒸気と熱水に分離されます。分離された蒸気は1次管蒸気管を通りタービンまで運ばれます。熱水は還元熱水管を通りヘッダータンクに入り、熱水を減圧膨張させ蒸気を発生させます。蒸気は2次蒸気管を通りタービンへ導かれ、熱水は還元井により地下深層部へ戻されます。今月、その蒸気ヘッダータンクの製作が完了しました。

脱CO2が加速する中で、クリーンエネルギーとして注目を浴びている地熱発電です。今後も県内数か所に建設が予定されており、民間製品認証を活用し、受注に向けて引き続き営業活動をしています。

今月の表彰

第53回「一般社団法人秋田県機械金属工業会表彰」を、渡辺 智明社員と松橋 聡社員が受賞しました。尚、受賞条件は以下の通りです。

  • 勤続年数が20年以上で勤務成績が極めて優秀な者
  • 勤続年数に関わらず、事業展開にあたって特別な能力を発揮し大きく貢献した者
  • 国、県又はこれに準ずる公共団体から表彰を受けた者
受賞、おめでとうございます。
賞状授与の様子1賞状授与の様子2

民間製品認証更新

9月9日(木)電気事業法、民間製品認証、溶接管理プロセスの更新審査が審査機関により行なわれました。次回更新は2年3ヶ月以内です。

あぴ~る 第151号 - '21.08.31発行

あきた商工会議所報に掲載

あきた商工会議所報 №851の「新議員さんの横顔」に、石塚社長の寄稿文が掲載されましたので皆さんに、ご紹介いたします。

掲載記事の切り抜き

工場内の樹木

事務所棟の南側駐車場に、樹齢50年以上はなる欅が9本植えられています。数年前に植栽管理の一環として専門業者にお願いし、枝払いを行いましたが、欅の生命力は強く、翌年には枝払い前以上に葉を付け、枝ぶりも良くなりました。その後、更に成長は続き、しまいには電線に覆いかぶさる事態になっています。その影響で、今月初めの風が強い日に、枝が電線に触れてしまい架線障害事故が発生してしまいました。対策として欅の木を伐採するのは簡単ですが、現在社会環境問題であるとなっている、脱CO2にも大いに関係があるで、簡単には伐採は出来ません。今回の事故は、植栽管理の大事さを思い知った事例でした。

並ぶ欅電線近くの欅

あぴ~る 第150号 - '21.07.31発行

今月の表彰

組合功労者表彰式秋田県中小企業団体中央会表彰で、菊地部長が組合功労者表彰を受賞しました。菊地部長は秋田市工業団地の理事を長年務めてきた功績が認められ、受賞にいたりました。
おめでとうございます。

令和3年度社内安全標語コンクール
令和3年度「全国安全週間」に伴い年間標語の募集を行いました。6月の安全衛生委員会にて審査を行い、一次予選を通過した20作品の中から「最優秀賞」「優秀賞」「優良賞」を次のように決定しました。
【最優秀賞】設計グループ
注意するのも思いやり みんなで声掛け安全職場
【優秀賞】生産技術部
ヒヤリで済んだその瞬間 二度と起こさぬ危険予知
【優良賞】品質管理グループ
気を抜くな 安全は 一人ひとりの自覚から

日本精機あれこれ

  • 6~7日 ISO9001更新審査
  • 16日 献血車来社

献血の様子

今回は10名の方にご協力頂きました。
ありがとうございました。

広報部より

「あぴ~る」創刊者の倉部会長が、82期 定時株主総会を持ちまして取締役を退任されたのに伴い「あぴ~る」編集員も一段落することになりました。長い間お疲れさまでした。尚、新たな編集員として、石塚社長が加わります。これからも社内報「あぴ~る」をご愛読下さい。