創業82周年記念 記念講演会
16日(土)創業82周年記念講演として秋田大学工学博士の神谷名誉教授をお招きし「ものづくりの素材と機械」と題して講演をして頂きました。
前半は神谷名誉教授の「生い立ち」「ものづくりとの出会い」「農機具製作所での農機づくり」を実物等交えながら分かり易く丁寧にお話し下さいました。名誉教授のお父さんの言葉で「おもちゃは自分で作れ」が印象に残りました。
後半は「大学では、素材の接合と人材育成に挑戦」「日本精機の装置とのめぐり逢い」をご説明下さいました。溶接金属への窒素影響の研究では大阪大学接合化学研究所内の実験用チャンバーが日本精機で製作されていたのに驚いたとお話しされていて、大変うれしく感じました。
「ダイヤモンドの燃焼炎合成」の研究や「タングステン線にダイヤモンド砥粒を固定したソーワイヤ製造装置」の研究では日本精機に設計から製作まで依頼し成果を挙げられたと評価していただきました。改めて日本精機と秋田大学の強い絆が感じられました。
今回の講演内容は若い社員の人達には大変良い勉強になったと思います。お忙しい中、貴重なお時間をありがとうございました。
ものづくりマイスター
厚生労働省「技のとびら」で秋田県立小坂高等学校と相原取締役室長との活動が紹介されています。学校からマイスターを依頼した背景に「ものづくりマイスターの細かなポイントを押さえた指導を身につけさせたい」、また効果として「マイスターの指導から体感する、溶接の面白さや達成感」を期待しているとのことで、それに対して相原室長は「ものづくりの面白さ、奥深さがわかる手作業での電気溶接」「響きの違いに耳を澄ませる五感で覚える溶接作業」を生徒さんに指導しました。
生徒さんからは「手を取ってマンツーマンで教えて頂き感覚的なところ、身体で覚えることが出来ました」もう一人の生徒さんからは「溶接競技大会に出てみたい」という心強い言葉を頂いております。
相原室長ものづくりマイスターお疲れ様です。
活動報告
16日(土)経営企画委員会と業務改善委員会による1年間の活動報告及び今年度活動計画を全社員に発表されました。経営企画委員会からは風力発電、地熱発電、水力発電についての報告を渡辺課長から、洋上風力についての報告を向井次長から、水素、バイオマス発電についての報告を正木課長から発表がありました。
業務改善委員会からは1年間の総括を渡辺次長から、今年度の改善案は各委員から発表がありました。メカトロ関係は吉田班長、加藤班長、組立関係は伊藤班長、プラント関係は、齊藤班長、金班長、品管関係は福田班長が休みの為、渡辺次長からの発表となりました。どの改善案も大変すばらしい案でしたので実現できるように皆さんで協力して頑張りましょう。委員の方にはご難儀をかけますが宜しくお願いします。