社内報「あぴ~る」 あぴ~る年 / NEWSLETTER [APPEAL] - あぴ~る
あぴ~る 第149号 - '21.06.30発行
あぴ~る 第148号 - '21.05.31発行
切削油IoT
社内LANにアクセス権限があるパソコン・スマートフォンでURLにアクセスすると、社内設備(マシニングセンタ)の切削油のpH濃度をインターネット上で確認できる装置を開発しました。現状の切削油pHをリアルタイムで確認することができます。工場の環境(気温・湿度)も大きく影響する切削油ですが、pH管理をすることで理想値の9.1pHを管理することができます。今後の課題として、製品への影響も含めたデータ収集を検討していく予定です。
溶接作業中の環境測定
令和3年4月1日から施行された、特定化学物質障害予防規則(特化則)の改正により、金属アーク溶接作業中の溶接ヒュームの測定が義務付けられました。弊社も28日に製缶工場内で測定を実施しました。
安全スローガンの書換え
日本精機の安全衛生委員会は、6月より新年度が始まります。5月は安全衛生委員の新旧引継ぎ、年間活動計画の作成、安全スローガンの書換えを行ないました。安全スローガンは工場内の7箇所に貼付しています。令和3年度の安全スローガンは 「健康と安全作業を積み重ね 築くゼロ災 みんなの誇り」 です。
無災害記録800日を達成するため「安全巡視の徹底」「リスクアセスメントの導入」「職場の衛生活動の充実」「全員参加による安全衛生意識の高揚」「類似災害の再発防止強化」「金属アーク溶接等作業による健康障害防止措置」を重点施策として、職場の危険要因を排除し「ゼロ災害」を目指し頑張りましょう。
日本精機あれこれ
- 13日 社内保安教育講習
- 17日 社内マイスター委嘱状授与
あぴ~る 第147号 - '21.04.30発行
新年度スタート
今年度から第4次中長期経営計画がスタートします。タイトルは「Thanks NS 2025~未来の日本精機に感謝~」であります。この計画書に従い5年後の2025年の日本精機のあるべき姿に向かって全社員が総力を上げて進んでいかなればなりません。
今月より組織改正を行っています。経営課題であった営業力を高めるために営業課を設置、また、営業、設計、製造の一括管理を強化するために生産技術部を設け、今まで以上に一気通貫で物事がスムーズに進むような組織にしました。
人は皆、何気なく過ごしていても1年に1つずつ年を取っていきますが、技術や技能は自ら進んで習得していかないと決して増えていきません。ただ年を取っていくだけでなく、年を重ねるごとに技術や技能を身に付け、10年20年と積み重ねて高度技能者や熟練技能者として認めてもらえることを目指してほしいと思っております。
我々ものづくりの会社は技術・技能がなければ食べていけません。これから先も決して変わることなく永遠と追い求めていくことが日本精機のDNAであり、この事に自信と誇りをもって新年度をスタートして行ってほしいと思っております。
新型コロナウイルスのワクチン接種が日本国内でも始まっていますが、感染拡大に歯止めがかからず、収束が見えない状況です。このような中、第4次中計をスタートすることになりますが、社員一丸となってこの様な状況を乗り越えて目標達成できるよう、また、今年度は無事故無災害で過ごす事を願って新年度の挨拶といたします。
(4/1全体朝礼 社長挨拶より要約)
祝県内初テックマイスター認定
3月11日(木)メトロポリタン秋田に於いて、菊地常務が厚生労働省が推進するテックマイスターに認定されました。テックマイスターとは「ものづくりマイスター」等事業の趣旨に賛同し、これに相応しい技能を有するなど、ものづくりマイスターの最高峰となります。秋田県でのテックマイスター認定は初となり、全国でも49名しかおりません。
誠におめでとうございます。
入社式及び永年勤続表彰
4月1日(木)入社式を行いました。今年度からの新たな仲間は中村颯(さつ)希(き)君です。中村君は、秋田県立金足農業高校出身です。皆さんよろしくお願いします。
引き続き永年勤続表彰を行いました。
【勤続30年】
三浦正樹係長、菊地一社員
【勤続10年】
福田弘志班長、熊谷美紀子社員、清水一秀社員
5名の方々、長きに亘り業務に貢献されたことに、敬意を表します。
日本精機あれこれ
あぴ~る 第146号 - '21.03.31発行
続報!ビックあきた
先月号に「元気な企業を応援するビジネスマガジン ビックあきた」の取材を受けたことをお知らせしておりましたが、3月上旬にその記事が掲載された3月号を、(公財)あきた企業活性化センター様より200部頂きました。
「日本精機株式会社 唯一無二の技術で未来を拓く」と表紙を飾っています。
国内唯一の技術と研究力、個々の技術が会社を支える、ものづくりが繋ぐ次の100年と題し、細やかに企業紹介されています。早速お客様および全社員へ配布いたしました。
4月17日で創業81周年を迎えることになります。社員一同、創業100年に向けて頑張りましょう。
炭素繊維の活用
日本精機あれこれ
- 26日 第4次中長期経営計画全体発表会
あぴ~る 第145号 - '21.02.28発行
企業紹介
1月29日(金)公益財団法人あきた企業活性化センター情報誌「ビックあきた」の取材の為、関係者の皆さんが来社しました。「ビックあきた」では秋田県内の積極的な経営展開を図っている経営者や、新たな取り組みに挑戦している企業を毎月紹介しているそうです。今回は石塚社長へのインタビューを始め、工場内の作業風景写真の撮影、取材をされました。尚、取材内容の詳細は来月号で報告します。お楽しみに!!
第4次中長期経営計画説明会
2月12日(金)令和3年度よりスタートする第4次中長期経営企画の説明会が、全社員に向けて行われました。
次期中長期経営計画の名称は「Thanks NS 2025」、コンセプトは「5年後の明るい未来ある会社に、お客様、社員から ありがとうと感謝される企業を目指します」です。
今後のスケジュールとしては、3月12日(金)まで各グループで具体的行動施策に基づき活動計画を立案し、3月26(金)に発表を行います。
爆弾低気圧
1月8日の爆弾低気圧による強風被害に続き、2月15日の夜から16日中秋田県内に暴風が吹き荒れました。1月の暴風ではプラント資材置き場のシャッターが破損し、今回の暴風では塗装室、ブラスト小屋の屋根が剥がれてしまいました。その他渡り廊下の屋根にも若干の被害がありました。
日本精機あれこれ
あぴ~る 第144号 - '21.01.31発行
2021年 年頭挨拶
さて、今年は安比地熱向け圧力容器類の制作が始まります。また、かたつむり山地熱がスタートするためその受注に向けての営業活動を積極的に行う予定です。更に民間製品認証を取得したことを強くアピールし、マーケットの拡大、お客様数の増加を目指していこうと考えております。常にアンテナを広く高く張りめぐらせ、今後の仕事に繋がるよう、多くの情報を集めていくことが重要となります。
しかし、やはり気になるのが新型コロナウイルスであります。ワクチン接種が始まっていますが、専門家の話によると完全にこのコロナウイルスは無くならないとのことです。したがって我々は今後もこのウイルスと付き合っていかなければなりません。
我々ものづくりの会社が生き残るためには、こうした世の中の変化へいち早く順応することが大切です。リーマンショックの際も世界経済に大きくダメージを与えましたが、それに対応するべく様々な新しいビジネスや技術や手法が生まれました。
昨年、皆さんから活動テーマを募集した結果、最優秀賞に「常に改善、常に前進」が選ばれました。まさしく、変化に対応していくためには常に改善を意識し、今までのやり方や手順、段取りを見直し、無駄を省いて効率を上げるための工夫が求められます。この改善に取り組むためにも、以前からお伝えている「考え動く」つまり『考動』をより積極的に実践しなければなりません。
今年はこのような状況ではありますが、「どんなに困難でつらい場面であっても体を張ってやり抜いていくんだ」と言う覚悟を持ち1年間頑張ってほしいと思います。そして社員一丸となりこの変化に対応していくことで「ウィズコロナ・アフターコロナ」時代に則した新しい技術の取得や新しいビジネスの発展に繋がっていくものと確信しております。
終わりになりますが、新型コロナウイルスの感染拡大がまだまだ心配です。我々も今まで以上に細心の注意を払い感染しないよう広めないよう心掛けていきましょう。そして昨年は無事故無災害が途切れてしまいましたので、今年は事故ケガなく、社員の皆さんが健康で明るく元気に活躍できることを願って年頭の挨拶と致します。
史上最大の降雪
秋田市内は8日深夜から雪が降り続き、9日の午前中で積雪が60センチに達したというニュースがありました。これは平成17年(2005年)の豪雪、71センチの積雪に次ぐ大雪で、気象庁の秋田観測地点でも12時間の降雪34センチは、1988年の観測開始から史上最大を更新したそうです。連休明けの12日は除雪担当第3班が出動し、会社敷地内の除雪を行いました。今後も秋田県内には寒気が入りやすい状況が続くようです。原因としてはラニーニャ現象がインドネシア付近で発生し、高気圧に伴う上昇気流が北上することで日本付近の偏西風が蛇行し寒気が流れ込むためだそうです。コロナや雪、更に停電と災害が続きますので、自分の身を守るためにも不要不急の外出は避けましょう。
日本精機あれこれ
- 15日 献血車来社
12名の方にご協力いただきました。
ありがとうございました。
あぴ~る 第143号 - '20.12.25発行
DOF国内初実証実験装置完成
県内で行われていた、国内初の石油・天然ガス生産計画最適化のための坑井内モニタリング実証試験装置が、工事開始から約1年半と長期に渡りましたが無事故無災害で工事を完成させる事が出来ました。お客様からも順調に工事・運転ができており、大変感謝しておりますとお礼のお言葉を頂きました。
※DOF(Digital Oil Field)と呼ばれ、リアルタイムで貯留層の変化を把握し、これに合わせて最適 な生産プロファイルとなるように生産計画を修正していくことで、油・ガス田の価値を最大化するという手法だそうです。
相次ぐ競技会の中止
例年であれば、12月には高校生ものづくりコンテスト(溶接)が開催されます。しかし、今年度はコロナウイルスの影響で中止となりました。今年の高校三年生にとっては残念な状況になってしまいました。このような世の中の流れで、毎年開催されている秋田県溶接技競技会の開催も危ぶまれます。開催にあたっては年明けの理事会で検討されるとのことです。
自分に挑戦!
昔の人は手に職を持つと「食いっぱぐれがない」とよく言っていました。その意味は、昔の職人さんの仕事には波がなく、安定した収入が得やすい事を「食いっぱぐれのない仕事」と表現したそうです。特に腕の良い職人さんは「食いっぱぐれのない」ことになります。
しかし、時代も変わり、お客様が職人の腕前を直接評価する前に、資格があるか無いかで仕事量が変わる時代となりました。確かに一定基準の評価をする上では、資格の有無は必要です。一方で資格はあるが、実作業で資格を生かしきれているかと問うと、生かしきれていない人の方が大半ではないかと思われます。資格は取得後に自分のものにできるかがカギとなり、自分のものにする過程でさらに成長できるのではないでしょうか。
皆さんも生涯挑戦のつもりで、色々な資格を取得し「食いっぱぐれのない」人生を送りましょう。
日本精機あれこれ
- 16日 あたたかい昼食(豚汁)
- 23日 クリスマスケーキ配布
- 25日 納会
今年1年、お疲れ様でした
あぴ~る 第142号 - '20.11.30発行
情報発信の大事さ
今年の6月に、電気事業法第52条第1項で定める電気工作物を製作(溶接)するための溶接管理プロセス「民間製品認証」を取得しました。認証取得後、本来であれば主要取引先を訪問しセールスを行うところでありましたが、現在の社会状況(コロナウイルス)では難しく、営業部門でも苦境に陥っていました。
このような状況を打破する手段として、ホームページの活用という社内の声を基に、トピックスに「民間製品認証 取得」と認証書をアップロードしました。また、民間製品認証に関するヒット率を上げるために営業部門でキーを設定し取り組みました。その結果、新規顧客の見積もり依頼があり、受注に結び付いた物件もあります。
コロナウイルスで、直接面談しての営業活動が困難な状況の中、企業としてどのような手段を活用し受注に結び付けるか大きな課題です。その中でも情報発信が、いかに大事かが問われる事例でした。『コロナに負けるな!』
今月の表彰
【秋田商工会議所 優良社員表彰】
佐々木課長(勤続年数10年) 受賞、おめでとうございます。
秋田県立五城目高等学校工場見学
11月13日(金)五城目高校1年生の生徒36名が工場見学しました。県内の普通高校の工場見学は7月の国学館高校に次いで、2校目です。将来を見据えた学習の一環として、生徒にとっても貴重な体験となることを望みます。
日本精機あれこれ
あぴ~る 第141号 - '20.10.31発行
経済の回復に期待!
新型コロナウイルス影響で、社会全体の経済が落ち込んでいるなか、行政機関では経済効果の一環として様々なキャンペーンが企画されています。国では、GoToキャンペーンが実施されています。県ではプレミアム宿泊券・商品券、秋田市ではプレミアム商品券など発行されていますが、社員の皆さんは、旅行の計画や商品券の購入をしましたか。我々製造業も、自動車、電子・半導体、機械製造業、プラント事業など軒並み落ち込んでいる状態です。10月以降、国、県、市の施策で経済が一日も早く元通りとなり営業活動も復活し、景気が戻ることに期待します。
新入社員
1日(木)全体朝礼にて、新入社員の紹介が行われました。高橋寛子(たかはしひろこ)社員は営業技術に配属になります。
9.9KW 小水力発電モジュールの発電デモの見学
元東北電力㈱能代火力発電所所長の後藤鉄雄氏が設立した“東日本自然エネルギー”が、2年の歳月を費やし小水力発電モジュールを開発し、20日(火)に秋田県立大学本荘キャンパスに於いて、関係各社を招きデモンストレーションを行いました。出力9.9KWで一般家庭25世帯程度の電力消費を賄えるもので、弊社としては開発テーマのクロスフロー水車の開発に関わっていきたいと考えています。
日本精機あれこれ
- 11日 健康診断
- 15日 石塚社長、秋田魁新報社の取材受ける(※ 24日のさきがけ新報に掲載されています)
- 16日 構内清掃
- 20日 秋田商工会議所 優良社員表彰 佐々木課長
- 31日 消火訓練
あぴ~る 第140号 - '20.09.30発行
照明器具LEDに交換
一昨年、工場内の照明器具をLEDに交換し、作業環境が大幅に改善されました。しかし、事務所棟の照明器具は依然、蛍光灯を使用していました。その蛍光灯を今月の18日に全照明器具をLEDに交換しました。今回の交換工事の推進のきっかけは、社員による提案を採用したものです。提案は、LED交換作業および器具のレンタルがあるとの情報でした。翌日、総務部でレンタル業者に見積依頼を行い、その結果今回の交換作業至りました。交換後の室内は、非常に明るく作業環境も工場内同様改善されました。更に、電気消費量も減少し経費削減に繋がるそうです。これからも快適な作業環境でお客様の満足のできる仕事に全社員で取組んでいきましょう。
第一種圧力容器の新規製造
今月数年振りに第一種圧力容器を製造しました。毎年、ボイラ・クレーン安全協会主催のボイラー溶接士全国溶接協議会に出場し、溶接士は多年度にわたり上位入賞をしていました。しかし、実作業として第一種圧力容器の修理依頼は継続してありましたが、新規の製作はここ数年間は無い状態でした。
そのような中、今年度に入り県内の食品製造業より第一種圧力容器の製作依頼がありました。第一種圧力容器を新規に製造するには、所轄労働局に製造許可申請、製造許可、溶接検査申請、溶接検査、溶接明細書交付、構造許可申請、構造検査、検査書交付の手順で作業を進めなければいけません。今回の容器は9月25日(金)に溶接検査及び構造検査を受検し、検査書交付をもって納入となる予定です。