ボイラー溶接士溶接技能競技 全国大会3連覇達成
2日(木)、今年の1月20日に27事業所41名が出場した54回ボイラー溶接士溶接技能競技全国大会の入賞者が発表されました。優勝は弊社の斎藤秀一社員、また渡辺智明社員が4位に入賞し、大会3連覇を達成することができました。
表彰式は6月21日に東京にて行なわれます。尚、表彰式の記事は101号(6月号)に掲載します。※右側の写真は斎藤社員です。
第63回秋田県溶接技術競技大会
4日(土)ポリテクセンター秋田に於いて、第63回秋田県溶接技術競技大会が開催されました。今年の大会には全県各社から選抜された被覆アーク18名、半自動溶接47名の選手が、日頃鍛えた技術を競い合いました。
弊社からも被覆アーク溶接に5名、半自動溶接に2名出場しました。
今大会の最優秀選手は10月に横浜で開催される第63回全国溶接技術競技会へ秋田県代表として出場します。
秋田大学 出張講義
25日(土)秋田大学大学院理工学研究科 システムデザイン工学専攻 機械工学コース 宮野准教授より「摩擦撹拌接合(FSW)を利用した溶接技術の新展開」と題し、講義を全社員が受講しました。
今回の講義は、秋田大学アドバンスト・リエデュケーション・カリキュラム(AAReC)出張講義で、弊社が興味のある研究を選択し秋田大学に申し込みました。摩擦撹拌接合(FSW)は、金属を溶融(溶接)する方法とは異なり母材が固相状態で接合するため、次のような特徴があります。①変形が少なくアーク溶接の数分の1以下である②異種材の接合が容易にできる③接合前の前処理が不要である③ヒューム、スパッター、紫外線等の発生が少ない④気孔、割れなどが発生しにくい⑤合金成分の蒸発がほとんどない⑥熟練技術、免許が不要 以上の特徴があります。更に、接合部の強度低下が小さく、母材より強度が向上するのが最大の魅力でもあります。すでにFSWを製品に取り組んでいる分野もありますが、弊社の法規制に関わる製品への適用には、接合専用機等の導入も含めまだまだ課題がありそうです。
日本精機あれこれ
あぴ~る創刊100号記念号発行に向けて
皆様の日頃からの御協力で、平成8年11月に第1号が発行されてから平成29年の第5月号で創刊100号を迎えることになりました。
編集部としては第99号、第100号、第101号の特別編の企画をしていますので、お楽しみに!