79年の歴史の中で・・・
日本精機の玄関に入ると1台の小型旋盤が展示されています。パネルには「日本精機(株)工作機械製造の原点、小型直結旋盤」と表示されており、更に「昭和34年 秋田県立秋田工業高等学校 産業科設立に伴い、実習設備16台の納入目的に20台製造した。残り4台は県内の業界へ送り出した。製造には全社総力を挙げて誕生させた。」と説明書きされています。
旋盤の仕様は、両心間の最大距離=500㎜、ベッド上の振り=300㎜、ベッドの全長=850㎜、主軸速度の変換数及び範囲=6段変速、電動機出力=4P×0.75kw、主要床面積=600×1,200㎜です。当時の大手工作機械メーカーとの取引のきっかけを作った製品です。
来年の4月に弊社は創立80周年を迎えますが、先輩方のこのような偉業を語り継ぎ、技術を受け継ぎ、更なる発展を目指したいと思います。
第4回高校生ものづくりコンテスト溶接部門開催
12月15日(日)ポリテクセンター秋田に於いて、秋田県高校工業部会、日本溶接協会秋田支部主催の『第4回ものづくりコンテスト(溶接部門)』が開催されました。大会実行委員長の弊社倉部会長、審査委員の相原本部長が出席しました。大会には全県の工業科を有している高校より35名が出場しました。今大会の「個人の部」で、2年生以下の最上位者生徒は、来年度に開催される全国高校生ものづくりコンテスト【溶接部門】プレ大会、東北予選へ秋田県代表として推薦されます。大会に参加した生徒が将来、溶接関連の県内企業に就職してくれることを願います。
日本精機あれこれ
☆今年も1年お疲れ様でした☆