2021年 年頭挨拶
社員の皆さん、あけましておめでとうございます。
さて、今年は安比地熱向け圧力容器類の制作が始まります。また、かたつむり山地熱がスタートするためその受注に向けての営業活動を積極的に行う予定です。更に民間製品認証を取得したことを強くアピールし、マーケットの拡大、お客様数の増加を目指していこうと考えております。常にアンテナを広く高く張りめぐらせ、今後の仕事に繋がるよう、多くの情報を集めていくことが重要となります。
しかし、やはり気になるのが新型コロナウイルスであります。ワクチン接種が始まっていますが、専門家の話によると完全にこのコロナウイルスは無くならないとのことです。したがって我々は今後もこのウイルスと付き合っていかなければなりません。
我々ものづくりの会社が生き残るためには、こうした世の中の変化へいち早く順応することが大切です。リーマンショックの際も世界経済に大きくダメージを与えましたが、それに対応するべく様々な新しいビジネスや技術や手法が生まれました。
昨年、皆さんから活動テーマを募集した結果、最優秀賞に「常に改善、常に前進」が選ばれました。まさしく、変化に対応していくためには常に改善を意識し、今までのやり方や手順、段取りを見直し、無駄を省いて効率を上げるための工夫が求められます。この改善に取り組むためにも、以前からお伝えている「考え動く」つまり『考動』をより積極的に実践しなければなりません。
今年はこのような状況ではありますが、「どんなに困難でつらい場面であっても体を張ってやり抜いていくんだ」と言う覚悟を持ち1年間頑張ってほしいと思います。そして社員一丸となりこの変化に対応していくことで「ウィズコロナ・アフターコロナ」時代に則した新しい技術の取得や新しいビジネスの発展に繋がっていくものと確信しております。
終わりになりますが、新型コロナウイルスの感染拡大がまだまだ心配です。我々も今まで以上に細心の注意を払い感染しないよう広めないよう心掛けていきましょう。そして昨年は無事故無災害が途切れてしまいましたので、今年は事故ケガなく、社員の皆さんが健康で明るく元気に活躍できることを願って年頭の挨拶と致します。
史上最大の降雪
秋田市内は8日深夜から雪が降り続き、9日の午前中で積雪が60センチに達したというニュースがありました。これは平成17年(2005年)の豪雪、71センチの積雪に次ぐ大雪で、気象庁の秋田観測地点でも12時間の降雪34センチは、1988年の観測開始から史上最大を更新したそうです。連休明けの12日は除雪担当第3班が出動し、会社敷地内の除雪を行いました。今後も秋田県内には寒気が入りやすい状況が続くようです。原因としてはラニーニャ現象がインドネシア付近で発生し、高気圧に伴う上昇気流が北上することで日本付近の偏西風が蛇行し寒気が流れ込むためだそうです。コロナや雪、更に停電と災害が続きますので、自分の身を守るためにも不要不急の外出は避けましょう。
日本精機あれこれ
12名の方にご協力いただきました。
ありがとうございました。